ダイジェスト動画で振り返る!第6節サガン鳥栖戦レポート

 好調なカップ戦とは対象的に、ここまでリーグ戦5試合未勝利のベガルタ仙台は、4月6日にユアテックスタジアム仙台で第6節サガン鳥栖戦を戦い、3得点無失点の快勝でサポーターに勝利を届けた。
 先発にFWジャーメイン良、MF吉尾海夏、石原崇兆、DF常田克人ら若手を起用。サポーターの熱烈な後押しを受けて、仙台は序盤から激しいプレスで鳥栖を苦しめる。
 15分、待望の瞬間が訪れる。右サイド深くで受けた吉尾が左足に持ち替えてクロスを上げると、ゴール前の駆け引きを制したジャーメインが頭で合わせる。ボールはGKの届かないコースに飛びゴールに吸い込まれ先制点を上げた。
 その後も仙台は主導権を明け渡すことなく、後半も怒涛の攻撃を見せる。54分、相手守備陣のミスパスを拾った吉尾が狙いすましたシュート、惜しくもポストに嫌われるが、ここにMF兵藤慎剛が足を伸ばし追加点。
 その後も攻撃の手を緩めない仙台。84分のPKは決めることが出来なかったが、アディショナルタイムで石原のパスを受けたFWハモン・ロペスがダメ押しの得点を決める。守ってはGKシュミット・ダニエルの好セーブなどピンチの場面もしっかりしのいだ。交代で入ったMF梁勇基、シマオ・マテ、DF大岩一貴もしっかりと試合を締め、3−0の快勝でリーグ戦初勝利を飾った。
 試合後、渡邉晋監督は「サポーターのおかげで序盤からエンジン全開でいけた」と感謝。「この勝利を無駄にせず、こだわりすぎず多角的に判断して準備していきたい」とこの勝利を次に繋げることを誓った。

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