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【マイナビインタビュー】夏場の連戦に備え、もう一度フィジカル面を強化。辛島啓珠監督

2020.06.05

 新型コロナウイルスの感染拡大と、それを受けた緊急事態宣言のもとで、4月8日以降、マイナビベガルタ仙台レディースは全体練習を休止していた。自粛期間、自主練習期間を経て、遂に6月2日に全体練習を再開した。
 ウォーミングアップから始まり、ペース走、パスやボールコントロールにミニゲーム、仕上げのシュート練習まで。日中は夏日となり、夕方も蒸し暑さが残るピッチで約90分のフルメニューを選手たちはやりきった。
 「まずはフィジカル面を重要視したいと思います。普段のシーズンの始まった時と状況は同じ」と辛島監督。「この夏場を乗り切るにはフィジカル面のコンディショニングが整っていないと、だんだん走れなくなっていったりしてくると思う」。コンディションは選手によってばらつきがあるそうだが、その点も想定通り。それぞれに意欲を促しながら、全体として公式戦に向けた意識を統一していく。

 この日は「2020プレナスなでしこリーグ1部の開幕日程」の知らせが届いた。7月18日に開幕し、第2節までは「無観客試合」で開催されることも発表された。これを受けて辛島監督は「無観客、声援がない中でやるというのは珍しい体験になると思う。しっかり集中していいプレーができるようにやっていきたい。その時々の状況に対応していくことが大事」と、予測ができない未来にも柔軟に対応していくつもりだ。
 開幕までの準備期間は6週間。「焦って(トレーニングのペースを)上げ過ぎて、けが人が出るというようにはしたくない。かといって、ゆっくりもしていられない。現実的に試合に向けてやっていく部分と、将来的にこういう風にしたいというところのバランスを取りながら積み上げていければと思う」。
 苦しい状況でも、昨年8位に終わった悔しさ、特に前半戦で思うように勝ち点を伸ばせなかった不甲斐なさは忘れていない。「何とか勝ち点を積み上げていって、サポーターの方に喜んでいただきたいと思いますし、そのための準備はやっていきたい」。2020年版のマイナビを待ちわびているサポーターに早く勝利を届けるため、チームは再び動き出した。

アイリスオーヤマ
docomoやまや