幼稚園キッズサッカーキャラバン(宮城明泉学園 明泉丸山幼稚園)~KIZUNA未来プロジェクト

 5月27日、宮城明泉学園丸山幼稚園(仙台市泉区)で「幼稚園キッズサッカーキャラバン」が行われた。地域のスポーツ振興などに貢献する「KIZUNA未来プロジェクト」の活動の一環で、仙台市内を中心にベガルタ仙台が幼稚園を訪問。サッカーをはじめとしたスポーツ教室で、幼少期からスポーツの楽しさを体験してもらうことが目的だ。
 この日は、初回(5月20日)の宮城明泉学園 明泉高森幼稚園(仙台市泉区)に続き、2回目。年長組の園児たち約200人を前半・後半の2回に分け、希望によりサッカー教室とチアダンス教室に分かれて参加してもらった。
 この日、指導スタッフとして参加したのは、クラブコーディネーターの平瀬智行、地域連携スタッフ 菅井直樹はじめ、ベガルタ仙台スクールコーチ陣、ベガルタチアリーダーズ、そしてベガッ太とルターナ。
 それぞれ自己紹介でがっちりと園児たちの心をつかんだ(!?)スタッフたち。ボールを使ったウォーミングアップからスタートし、ボールパスやシュート練習の後、コーチ対園児のミニゲームを行った。ボールを蹴ったことはあっても、ゲーム形式は園の授業でも行っておらず、ほとんどの園児たちは初めての体験だったよう。歓声を上げながら懸命にボールを追いかけていた。

 体育館で開催したチアダンス教室はMizuki、Mikako、Kotonoの3人が担当。子どもたちは、一つひとつのポーズを覚えたあと、ポンポンを手に音楽に合わせてダンス。チアリーダーから、「曲の終わりは、自分が一番かわいいと思うポーズで」と言われた園児たちは、小さなチアリーダーさながら個性豊かなポーズでキメていた。

 ベガッ太やルターナも一緒に盛り上げ、みんなで楽しく体を動かした子どもたちは、「楽しかった」「もっとサッカーしたい」などと満足そうな声。
 終了後に平瀬クラブコーディネーターと菅井直樹 地域連携スタッフは、「幼稚園児の素直な反応が楽しかった」と話しながら、「25周年の企画として地域連携しながら、少しでもベガルタ仙台の仕事を知ってもらい、サッカーに興味を持ってもらいたい。試合とは別の現場でベガルタ仙台を盛り上げていきたいですね」と話した。

 「幼稚園キッズサッカーキャラバン」は、今年度内に10か所を予定している。