今年もサポーターと選手が楽しくふれあう場に~ベガルタ仙台2019SOCIO・FANCLUB会員感謝の集い開催!

 明治安田生命J1リーグ第24節湘南ベルマーレ戦が行われた翌日の8月25日(日)、11:30に開門となったユアテックスタジアム仙台には多数のベガルタ仙台SOCIO・FANCLUB会員が詰めかけた。入口では選手たちがハイタッチで会員のみなさまを歓迎し、賑やかに感謝の集いが始まった。

 12:00からの第1部はコンコースイベントが行われ、負傷中のMF関口訓充を除く全選手が2人1組のブースでサインや写真撮影、握手などに応じた。また、ベガチア体験募集ブースやチャリティーオークションブースなどおなじみのブースが設置された。チャリティーオークションでは選手がスパイクなどを出品する中、今年もベガッ太が「ベガッ太王家の紋章~一族の秘宝~」を出品した。

 また、暑い中での開催だったこともあり、北ゲート前にはウォータースライダーを設置。子どもたちが水遊びを楽しんだ。今年は初めて選手、スタッフ、フロントスタッフ揃いのファン感Tシャツを作成したこともあり、そのTシャツや貯金箱にもなる「ファン缶」などファン感グッズも販売された。

 小学生以下対象のキッズふれあいコーナーでは、子どもたちがピッチに降りてサッカーやキックターゲットを行った。トップチームコーチ陣に加え、今シーズンからベガルタ仙台ジュニアサッカースクールコーチに就任した元ベガルタ仙台FWの中原貴之コーチも子どもたちと汗を流した。

 13:40からの第2部に先立ち、渡邉晋監督からSOCIO・FANCLUB会員へ挨拶を行った。前日の湘南戦が引き分けに終わったこともあり「モヤモヤしたものもあるかもしれませんが、今日一日はモヤモヤを心の中にしまって下さい。選手たちはピッチや練習中で見せない姿を見せてくれると思いますので、一緒に盛り上がりましょう」と語り、客席は拍手に包まれた。続いて選手代表DF常田克人から「朝から(川浪)吾郎君が良い雰囲気を作ってくれています。みんなで盛り上がっていきましょう!」との挨拶があり、いよいよ第2部が始まった。

 第2部はピッチイベントで、前半はサポーター参加イベントということで、SOCIO・FANCLUB会員と選手・スタッフが2チームに分かれ大玉を運ぶ対決が行われた。サッカーボールを模した風船状の大玉をみんなで協力して運ぶ対決は大いに盛り上がった。後半は選手が選ぶベストサポーター。「ベストコーディネート」「ベストカップル」などのお題に対し、2チームに分かれた選手が客席に入って会員の中からお題に合った人たちを見つけ出すというイベント。当初は2チームでの対決のはずが、GK川浪吾郎が第3のチームを作って参加したり、選手たちにピッチから指示出しをしたりするなど、大活躍を見せた。

 その後この日が誕生日だったFW長沢駿に、選手たちが水をかけて祝福するサプライズもあった。チア体験お披露目パフォーマンスではベガルタチアリーダーズや、体験の子どもたちと一緒にDF照山颯人、MF田中渉の新人コンビが一緒にダンス。照山は「直前にシイ君(MF椎橋慧也)から『照山、行くんだろ』と言われました」と突然一緒に踊ることになったと語った。

 恒例のカレンダーに用いられる記念撮影後、ベガルタ仙台代表取締役菊池秀逸より閉会の挨拶が行われた。「多くの方にお集まりいただきありがとうございます。引き続き短い期間ではございますが、残り試合頑張ります。ご声援よろしくお願いします」とさらなる声援をSOCIO・FANCLUB会員にお願いし、感謝の集いは締めくくられた。

 初の感謝の集い参加となった新人2人は「交流を深められて、元気ももらえて良い機会になりました(照山)」「楽しかったですし、ファンと触れ合う機会は大切なので、来年も楽しみです(田中)」と感想を述べた。また、やはり初参加となったMF道渕諒平は「想像より多くの方にお越しいただいて、みんな楽しめて僕らも楽しめて良かったです。日頃からスタジアムに来て応援してくれる方々と距離が近くなり、会話をしていると、もっと勝ちを届けて頑張らないといけないと思います。(子どもたちに)僕のようになりたいと思ってもらえるようにやっていかないといけません」と今後への意気込みを強くしていた。今年も選手・スタッフとSOCIO・FANCLUB会員がたくさんのふれあいの場を持ったイベントとなった。ベガルタ仙台選手・スタッフは会員の皆様からの激励をパワーに変え、残りのリーグ戦、天皇杯に全力を注ぐ。