【天皇杯決勝】激闘もあと一歩タイトルには届かず。大観衆が見つめる夢の舞台で悔しいシーズンフィナーレ
レポート
2018.12.11
ベガルタ仙台は12月9日に埼玉スタジアム2002で開催された天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会決勝を戦い、浦和レッズに0−1で敗れ準優勝に終わった。
タイトル、そしてアジアへの切符をかけて初めて臨んだ天皇杯決勝戦。会場となった埼玉スタジアム2002を本拠地とする浦和レッズは、ホームスタジアムのアドバンテージを遺憾無く発揮する。集まった5万超の観客の大半が、地鳴りのような声援で赤い軍団を鼓舞した。
対する仙台サポーターもゴール裏にゴールドのエリアを構築。渡邊監督は「本来どアウェイになるところを“ど”を取ってくれ、我々を鼓舞してくれた」と評した。
試合は、ボールを回しながらギャップを作り攻撃のチャンスをうかがう仙台が、多くの時間帯で主導権を握るが、前半13分、コーナーキックの場面で、クリアボールを直接ボレーで合わせるスーパーゴールを決められ失点。仙台は前後半合わせて16本のシュートを放ったが、ゴールは生まれなかった。
ベガルタ仙台は、天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会において準優勝という成績を収め、シーズンを終えることとなった。残念ながらタイトル、そしてアジアへの切符には届かず、渡邊監督は「達成感より悔しさが遥かに上回る」と語った。
この悔しさを糧に、来シーズンこそタイトル争い、そしてアジアへの切符争いに加わるベガルタ仙台の姿、そしてそこに向けてレベルアップを図るクラブを引き続きサポートしていこう。